銅製自在大象虫

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ゾウムシの王様

ゾウムシ（象虫）は、甲虫類のグループの一つ。狭義のゾウムシはゾウムシ科やオサゾウムシ科などに分類される甲虫の総称だが、オトシブミやカミキリの仲間である。
植物食によく適応した群であり、中には農作物に重大な被害をおよぼす害虫となるものもいる。種名のあるものだけで日本で1,000種以上、全世界では約6万種ともいわれ、多種多様な甲虫類の中でも特に大きなグループである。

成虫の体長は数mmから数cmくらいの小型の甲虫である。体は丸っこく、体表は硬くて頑丈な外骨格に覆われる。また、吻（口先）が長く伸びた種類も多く、和名の「象虫」はここに由来する。この口吻は植物組織に穿孔して産卵するのに適応した器官であるが、二次的にこうした産卵習性を失って口吻が短く退化したものもある。動きが遅いが、頑丈な外骨格で身を守る。また、敵に出会うと偽死（死んだふり）をするものが多い。

本作品のモチーフであるオオゾウムシは象虫の王様と言われるほどゾウムシらしい形と大きさをしている。
秋に栗拾いをして穴が開いているのを避けて食べても中から虫が出てくることがある。この虫がゾウムシの幼虫なのだが、なぜ穴が開いてないのに中に虫がいるのかというと、実が若いうちに卵を産み付けるため、実が成長するうちに
穴はふさがれてしまうそうで、穴が開いてるのは、中の幼虫が実を食べて外に出てきた後だそうです。
本作品は、２００５年に制作した作品であるが２００９年に手直しして、生まれ変わった作品である。